診療科目

神経精神科・心療内科

神経精神科・心療内科では、心身症の治療。統合失調症、躁うつ病・うつ病などの気分障害。不安障害・パニック障害などの神経症性障害。うつ病・認知症などの老年期精神障害。てんかんなどの器質性精神障害。成人期注意欠如多動性障害などの発達障害。アルコール・薬物・ギャンブルなどの依存症等を治療対象としております。医師、看護師、心理士、ソーシャルワーカーを含めたチーム医療で、急性期治療から慢性期療養、そして社会復帰に至るまで幅広くサポートいたします。  

老年精神科

老年精神科で取り扱う対象は、青壮年期に発症し、老年期に及ぶ精神障害や老年期に発症する精神障害の診断・治療等まで広範囲な領域を含み、認知症をはじめうつ病、神経症性障害、妄想性障害などがあります。当院ではこれらに対応するため診療しています。

内科

当院では外来や入院診療においては、内科医と連携して内臓疾患から軽度の外傷疾患まで幅広く対応するようにしています。総合病院や近隣の急性期病院で急性期から慢性期そして終末期の治療を受けた後、精神状態が安定せず中長期的な入院治療が必要な患者さんを積極的に受け入れています。  

呼吸器内科

高知大学第3内科から呼吸器内科医が、週3日(火曜午後、水曜午前、金曜午前)外来診療と入院患者さんの診療を行っております。  

消化器内科

高知大学第1内科から消化器内科医が、月1回(第1週か第2週土曜午前)外来診療と入院患者さんの診療を行っております。腹部超音波の検査を行っています。診察日は前月診察日にわかりますのであらかじめ事前にご確認ください。

こころと発達の子ども外来(小児科)

発達障害には、大きく分けて自閉症スペクトラム障害(ASD)、注意欠如多動性障害(ADHD)、学習障害(LD)などがあり、これらは相互に合併することがあります。よって一人が複数の困難を抱えていることが多いです。 発達障害は、幼少期からその特性が連続して存在しています。したがって診断のためには、幼少期からの成育歴をお聞きし、発達障害の特性が存在するかどうかを確認します。さらに各種心理テストを行って診断をしていきます。 また発達障害の診断をすることは、発達の過程とそれに伴う困難の歩みを聞くことでもあります。そして子どもの頃の状況を正しく把握するためには、親との協力関係の構築も非常に大切な要素です。教育機関との連携も欠かせません。 注意欠如多動性障害(ADHD)においては、効果のある薬がありますので、お子様のニーズに合わせて薬物療法を行うことで日常生活において生活しやすくなることがあります。 心理検査には臨床心理士が、生活支援にはソーシャルワーカー、訪問看護を利用されるには看護師が関わらせていただきます。言語の発達、獲得については、言語聴覚士がお手伝いさせていただきます。   こころと発達の子ども外来(小児科)受診の流れについて ››